現在の食形態から段階を下げる事は出来ても、段階を上げることは非常に難しい。食形態の変更については利用者様のできる事を見つけて慎重に行っていきたい。
嚥下障害を有する入所者や食事摂取に関する認知機能の低下が著しい利用者の経口維持支援を充実させる事を目的とする、多職種による食事観察(ミールラウンド)や会議などの取り組みのプロセス及び咀嚼能力等の口腔機能を含む摂食嚥下機能を踏まえた経口支援の充実を目指しています。
・専門的な知識を知る事ができ、良いケアを行えることで毎日のケアの安心につながる。
・利用者様一人ひとりに合った訓練など、個別ケアが充実した。
・多職種で話し合う事により、多方面から利用者様になったアプローチができた。
摂食嚥下機能障害の方に対するサポートは食べる口をサポートする歯科(歯科医師・歯科衛生士)です。より良いケアは実施するには、機能面にアプローチ・支援・指導するリハビリ職と栄養をサポートする管理栄養士との連携は必要不可欠。退院時に、カンファレンスに言語聴覚士・管理栄養士が参加して、在宅復帰後すぐにサポートできる体制を構築していく事が必要であると考えます。