イノマタデンタルクリニック 訪問歯科診療専門サイト

実例紹介

お口のリハビリ事例



誤嚥性肺炎後 / 「形のあるものが食べたい」
97歳(有料老人ホーム)

昼1食から開始して、2食・3食へ
リハビリでの回復の程度は個人差があります。


摂食嚥下機能評価
呼吸、発生リハビリ・直接嚥下訓練・口腔ケア

摂食嚥下機能評価

  • 呼吸・発声リハビリ
  • 直接嚥下訓練
  • 口腔ケア
3ヶ月のリハビリ後
  • 普通食へ
看護師さんから、「嚥下食を食べていた方が普通食に変更したケースは初」との驚きの声



要介護5 / 認知症自立度M
当時102歳の当院訪問歯科対象(在宅)M.Iさん

リハビリをしないと認知症の進行速度がはやまることが報告されています。
マイナスに働くことは少ないため、なるべく早いタイミングで行う事が望ましいと考えます。
リハビリでの回復の程度は個人差があります。


うがいの訓練

うがいの訓練

飴を使った噛む訓練

飴を使った噛む訓練

きゅうりが食べられるように!

リハビリの結果

噛んだり飲んだりすることができるようになりました。これまでペースト食のみでしたが、食べたかったキュウリが噛めるまでに回復。

※ご本人・ご家族のご了承をいただき、掲載しております。
「他の困っている方の参考になればうれしい」とのことで、お口の状態が分かるよう、お顔をそのまま掲載させていただきました。
ありがとうございます。


肺炎発症後、自力での食事摂取の困難さが顕著となり
一部介助での食事を余儀なくされていた男性




姿勢を補助して自力での食事を2ヵ月継続後
自力にてほぼ毎食全量摂取。体幹・上肢機能が向上しシーティングも不要となる


姿勢を補助して自力での食事を2ヵ月継続後 自力にてほぼ毎食全量摂取体幹・上肢機能が向上しシーティングも不要となる

リハビリ後の変化

体重

57.6kg (平成28年7月) ⇒ 64.6kg (平成28年10月)
リハビリ開始前より食事量が増え、体重も増えました。

握力

右 5.0kg 左 7.5kg ⇒ 右 14.0kg 左 13.0kg
自力で食事ができるまで筋力も回復しました。

移乗動作

中等度介助 ⇒ 見守りレベル
約3年振りに自らの力で歩くことが出来るようになりました。

持病があってもあきらめずにご相談を

食べることは健康も、幸せも、まるごと支えています。

私が子供の頃、祖母は自分の歯を失い、食事が「辛い」「美味しくない」とこぼしていたのを覚えています。
父が外食や旅行を奨めても「食べたいものが食べられないから行かない」などと言って外出しなくなり、やがて寝込むようになりました。
好きなものを食べられなくなることが、こんなにも人から元気と笑顔を奪うものかと、子供ながらに悲しく感じたものです。
そんな原体験があるからか、食事の楽しみから遠のいてしまった方を見ると“もう一度好きなものを美味しく食べさせてあげたい”という強い気持ちに突き動かされます。そんな思いから、長年にわたり訪問歯科医療に積極的に取り組んできました。
私たちの訪問歯科を通じて、ご本人・ご家族・介護スタッフの皆さんなど、より多くの笑顔の輪が広がっていくことを、心から願っています。

イノマタデンタルクリニック
院長 猪股 裕士
宮城県歯科医師会 訪問歯科相談室 登録医
日本摂食・嚥下リハビリテーション学会会員
日本口腔ケア学会会員

当院は厚生労働省認可「在宅療養支援歯科診療所」です。

 「在宅療養支援歯科診療所」とは、訪問診療を行うにふさわしい施設として厚生労働省が求める施設基準が備わっている診療所のことです。ご自身でお体を動かすことが難しい患者様や、認知症患者様に対応できるよう適切な研修を修了し、また実績も積むことで認定される制度です。